人と会話していて上のような状況になる方は、もしかしたら聞く力すなわち【傾聴力】が足りないのかもしれません。
今回は、そんな人とのコミュニケーションが苦手な人に向けた記事です。
なぜ聞き上手は好かれるの?
人は一般的に【話す:聞く=7:3】で会話をするのが最も心地よく話せる割合だと言われています。つまり、相手の話をうまく引き出すことができれば相手に心地良いと思ってもらえます。
以下の点に注意してコミュニケーションにおいて大切な【傾聴力】を身に付けて相手との距離を縮めましょう!
ポイント
- 3割は話す
- 傾聴姿勢をとる
- 相槌を打つ・質問する
はい!【傾聴力】の話なのに1つ目に3割話すが挙がって申し訳ないです(笑)
1つずつ解説していきます。
1.3割話す
最初にお伝えした通り一般的に人が最も心地よく会話できるのが【話す:聞く=7:3】の割合だと言われています。つまり、この3割はどうしても話す必要があります。
ではこの3割の話は何のために必要なのでしょうか?
答えは相手の緊張をほぐす事、そして相手に自分を紹介することです。
人は初対面の相手はもちろん、既知の仲でもあって距離が出来ることがあります。特に初対面の相手に対しては深い話はできないですよね? 従って、以下のように出会い頭に話しができるように準備をしておきましょう。
- 初対面の人に対する自己紹介、趣味や仕事について等
- 既知の相手に対して、今日の出来事や近況報告等
初対面でどれだけ距離を縮められるかはその後の関係も大きく左右するので何かしら準備をしておきましょう。
私であれば、「海外が好きです!行った先でご飯が合わなくて超苦労しました。」みたいなことを笑い交じりで話をします。またこれは、海外の話をしつつ【食】という万人に共通のテーマをすることで親しみやすさを感じてもらえるようにしています。
2.傾聴姿勢をとる
お次は、相手の話聞く際の姿勢についてです。ここで注意すべきは以下の3点です。
- 相手の目を見る
- 相手に体を向ける
- 笑顔で話を聞く
1つ目は相手の目を見ることです。これは相手の話を集中して聞いていますよというアピールです。
話をしている相手がスマホやよそ見をしていたら嫌ですよね(笑)
2つ目は相手に体を向けることです。顔だけでなく体も向ける必要があります。特に足の向きには興味の向きが現れると言われています。相手の方を向きましょう。
ちなみに、これを応用すると相手が自分の話に興味があるかを判断することができます。(笑)
足の方向が相手と逆を向いている場合は、相手に興味がないことを表していることが心理学の実験で証明されています。
3つ目は笑顔で話を聞くことです。話を真顔で聞かれることは意外とつらいです。逆に、笑顔で話を聞くだけで「また話したい」と思ってもらうことができます。
3.相槌を打つ・質問をする
「さすがです!信じられないです!すごいです!センスいい!それから?」
【相槌】は相手にスムーズに話してもらうための重要な役割を担います。
相手の話を要約したり、会話のテンポを整えたりとその役割は多岐にわたります。実際に、周りの人に相槌無しとありで同じ話を聞いてもらうと、この重要さが実感できますのでお試しください。
次に、【質問】ですが、これも会話のスムーズさと広がりを左右する重要な役割があります。
質問はとても奥が深いです。質問初心者の方はまず、相手の答えが予想できるクローズクエスチョンから入りましょう。
クローズクエスチョンとはYESかNOで答えられる質問です。例えば「●●に行ったことがありますか?」などです。相手が答えやすく、回答を予想して次の会話に繋げやすいというメリットがあります。
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傾聴姿勢を身に付けて、相手に好かれる
今回は、聞き上手になる為の【傾聴力】を身に付けるコツについてご紹介しました。
復習ですがポイントは以下の3点です。
- 3割話す~緊張をほぐす~
- 傾聴姿勢をとる~相手の話を聞く~
- 相槌を打つ・質問をする~話を広げる~
職場での会話や異性との会話など、ぜひ以上の3点に注意して好印象を得ましょう!
Let's Excelsior!